【症例紹介】
20代女性|口元の重さとフェイスラインを改善した小顔複合治療
患者様のお悩み
- 輪郭の凹凸感が気になる
- 口元が重く見える
- フェイスラインがはっきりしない
- 口の内側を噛んでしまうことがある
診断
20代のため、皮膚のたるみはほとんど認めませんでした。
一方で、口横からフェイスラインにかけて浅い脂肪層のボリュームが多く、顔全体の重心が下方へ偏って見える状態でした。その結果、実際にはたるみが少ないにもかかわらず、口元が重く、輪郭の凹凸が目立つ印象となっていました。
また、患者様には「口の中を噛んでしまう」という症状もあり、バッカルファット除去も治療選択肢として検討しました。
しかし診察の結果、今回の主な原因はバッカルファットではなく、浅い脂肪層のボリュームバランスにあると判断しました。
治療方針
小顔治療では、「脂肪を減らすこと」だけが目的ではありません。
脂肪だけを減らしてしまうと、皮膚の余りやフェイスラインの緩みが目立ち、かえって老けた印象につながることがあります。
そこで今回は、それぞれ異なる役割を持つ3つの治療を組み合わせました。
脂肪吸引:口横からフェイスラインにかけての浅い脂肪をコントロールし、輪郭を整える
クォンタム:高周波によるタイトニングで皮膚・皮下組織を引き締める
アルテミスリフト:フェイスラインを上方向へ整え、自然なリフトアップを行う
脂肪のボリュームコントロール、タイトニング、リフトアップを組み合わせることで、自然な小顔効果を目指しました。
術後1ヶ月
術後1か月の時点で、
- 輪郭は丸みのある印象から卵型へと整った
- 顔全体の重心が上がり、軽く若々しい印象になった
- フェイスラインが明瞭になった
- 首との境界がはっきりし、首が細く長く見えるようになった
さらに患者様からは、
「口の中を噛まなくなりました。」
という嬉しいご感想もいただきました。
現在はまだ術後1か月であり完成ではありません。
クォンタムによるコラーゲンリモデリングは術後3〜6か月にかけて進行するため、今後さらにフェイスラインの引き締まりが期待できます。
担当医コメント
今回の症例で興味深かったのは、バッカルファットを切除していないにもかかわらず、口の中を噛む症状が改善したことです。
その理由として、口横からフェイスラインにかけての浅い脂肪層のボリュームを適切に減らしたことで、バッカルファットが口腔内へ押し出される力が軽減された可能性が考えられます。
つまり、「口の中を噛む=バッカルファット除去が必要」とは限りません。
実際には、浅い脂肪・深い脂肪・皮膚の張力・フェイスライン全体のバランスなど、複数の要素が関与しています。そのため、どこが原因なのかを正確に診断することが重要です。
当院では、バッカルファット除去を初回治療として積極的におすすめすることは多くありません。
バッカルファットは頬の深部に存在する脂肪であり、将来的な頬のボリューム維持にも関与しています。若い時期に過剰に切除すると、加齢とともに頬のコケ感や痩せた印象が目立つ可能性があります。
そのため、まずは浅い脂肪層のコントロールと高周波によるタイトニングで輪郭を整え、その結果を評価したうえで、本当に必要な場合のみ第二段階の治療としてバッカルファット除去を提案する方針をとっています。
小顔治療は「どれだけ脂肪を取るか」ではなく、「どの層の脂肪を、どの程度調整するか」が結果を左右します。
一人ひとりの骨格や脂肪分布、将来的な加齢変化まで見据えて治療計画を立てることが、自然で長く美しいフェイスラインにつながると考えています。
| 施術名 | クォンタムフェイス |
|---|---|
| 施術部位 | 頰・顎下 |
| 年代 | 20代 |
| 性別 | 女性 |
| 施術参考料金 | クォンタム2部位¥385,000 脂肪吸引2部位¥220,000 アルテミスリフト8本¥264,000 |
| 施術時間 | 約120分 |
| ダウンタイム | 数日〜1週間程度むくみのような腫れや内出血が出ることがあります。傷を縫合した場合、1週間後に抜糸が必要です。 |
| メイクアップ | 24時間後のフェイスバンドを外したタイミングから可能です。 |
| 副作用・リスク | 熱傷(火傷)、腫れ、内出血、痛み、左右差、感染などが起こる可能性があります。 |